お陰様で、昨年末から制作していたモデルルームが完成しました。

築48年の木造建築2Fの寝室。
床は軋み、40年前に流行した板壁は暗い印象になっていました。
今回、明るい英国式インテリアデザインのベッドルームに生まれまわります。
【デザインコンセプト】
日本らしさも残しつつ、英国のウィリアムモリスのファブリックを使い、英国さらしさも演出しました。
近隣にある動植物豊かな自然公園からデザインを抽出しました。伝統的なイングリッシュスタイル。今年のトレンドカラーのクラッシックブルーを少し取り入れ、2019年のトレンドカラーグリーンとサーモンピンクを中心に、ウィリアムモリスの世界観を演出します


地元九州の伝統工芸品有田焼の花瓶は、トレンドカラーであるクラッシックブルー
古い日本製のテーブルランプは細やかなビーズ加工とすりガラスのシェードには桜がデザインされ、ウィリアムモリスの壁紙chrysanthemum(クリサンセマム)は日本の象徴である「菊」をイメージさせます。

ベットの上のパネル、枕・クッション・布団カバー・カーテンはそれぞれウィリアムモリスの違う柄を組み合わせています。
2019年のトレンドカラーであるグリーンとサーモンピンクを主体に、2020年のトレンドカラーのクラッシクブルーを加えました。
ベッドの上の本には、ボタニカルアートの画集を置きました。
ライティングやストーブをインダストリアルにすることで、トラディショナルの中に新鮮さを表現しました。

使用しているファブリックのほとんどがイギリス製ですが、カーテンは川島セルコンです。織がきめ細やかで豪華です。寝室用にしっかりと裏地もつけています。




もともと所有していた家具を出来るだけ使い、古い日本家屋の部屋を、イングリッシュスタイルに変えました。
いかがだったでしょうか?気に言って頂けると幸いです。
(撮影 文書 大塚路子)





