古民家王子TV撮影アシスタントの巻

社長日記

昨日、古民家王子こと川口さんのテレビドラマ出演のアシスタントに行ってきました。

国民的放送の某番組(まだ非公開なので内緒)に、セリフ付きで出演依頼がきた王子ですが、

俳優としては当然、ど素人です。

今回は2回目の出演。前回の出演の際は、

「緊張で立ち姿までバランスおかしくなってない?」

「棒読みにも程がある」

「古民家王子でなくコチンコ王子になっとるわ」

と、私たちに微笑ましい姿を見せていました。

今回は2度目の出演依頼。少しは演技に余裕も出たのでは?

と思っていた矢先、

「忙し過ぎて、セリフ全然覚えてない!体調も壊してたし、まずい!なんも用意出来てない!助けて〜。」

という状況の中、私にFacebookを通してSOSがダイレクトに舞い込んできました。

「オッケーオッケー、では、ビシビシ演技鍛えまっせ!」

と、本番2日前からの練習の打ち合わせをしました。

、、、が!

なんと練習前日に、出張先で風邪を更にこじらせて、声が全く出なくなるという大惨事発生(笑)

えーーー!

明日本番でっせ!

王子絶体絶命!

「練習するより、まずは快復する事が先決!休むべし!」

と、喉に良い蜂蜜大根の作り方を教えて、温かいお湯に溶かして飲むんですよ。メッセージ送っておきました。

奥さんのミキティは出産の為、里帰り中。王子は慣れない包丁片手に、頑張って作った様です。

そして、想定より大きめのいちょう切り(指示は小さめの角切り)大根を蜂蜜に漬けたまでは良かったのですが、

エキスをお湯に溶かして飲むのでなく、バリバリと大根そのものを食べた様で、、、しかもほぼ丸々一本分、、、( ;∀;)

ところが、大根の浄化作用は素晴らしかった(笑)

朝にはどうにか、声が出るようになってました。

撮影当日、現場は土砂降り

11時ごろから出掛ける予定が、撮影サイドから「出来るだけ早く来て!天気の様子見ながら撮影するので」と連絡が入ったそうです。

それから現場に急行。

王子は

「体調、良くなりました〜♪」

と楽観的でしたが、声はギリギリ、まだ熱も下がりきってない状態でした。

聞いた話によると、現場では台詞を覚えてないと、結構怒られるそうで💧(笑)

「とりあえず、休み休みでも台詞の練習しましょう」

と、私が運転しながら、王子にセリフを読ませてました。

意外にスパルタな私

「棒読みになってる!」

「ちゃんと語りかけて!」

「はい、そこ10回読んで覚えて!」

と、道中たたみかけてました。

時折

「もう声やばいです。」

「なにやら体が熱ぽくなってきました」

・・・と休憩タイムを入れつつ現場に到着

その後、30分ほどして、王子の出番がきました。

それにしても、主役の俳優さん、、、実際見ると、、、

めっちゃイケメンではないですかー!8等身ではないですかー!

これは画面を通してでは分からないカッコよさ(笑)

王子マイクを付けられるの図

さて、いよいよ王子の出番が始まりました。

現場はなかなかピリピリとするなか、なぜか王子の出番になると

「来た。川口さんの出番が来た。」と撮影スタッフの中でザワザワ

王子はと言うと、頭真っ白になったようで完全棒読み状態(笑)

ああ!あの練習が全くの無駄になってるーーー涙

それでも、1カット終わると撮影陣が

「シュールだ。。。」

「面白い。。。」

と楽しんでいる様子(笑)

ん?面白いんだ(笑)

「川口さんは異色のシュールキャラですからね。」とおっしゃってました。

一体どんなキャラ設定?

妖精とか座敷童のようなやつ?(笑)

キメの長いセリフでは完全に飛んでしまった王子

「あんた、2年前から全然変わってないな!覚えてこんか!こんにゃろー!」

「カンペ出して!段ボールに書いたやつ!」

「はい、目の前に持って行ってやって!早く終わらせてよ?

早く終わらせて馬刺し食べたいんだから・・」

とイジラれてましたが、やはり強面の監督もどこか楽しんでいる様子でした。

そうかぁ

王子はこのままでも、美味しいキャラなんだ(笑)

さて、散々なレポをされている古民家王子こと川口さんですが(笑)

この方、なぜ、テレビ出演が舞い込んでくるというと幾つかの理由があるように思います。

1.キャラが、王子様で中性的

2.経験や知識が豊富なのにとても若い(30代)

3.柔らかい口調とは裏腹に、建築業界でもやり手

4.独創的なアイディアで古民家を通した地方再生の実績を出している

5、政治や政策にも影響力を与えるほどの立場にいる。

などなど

今日も朝から東京に飛び、官僚方と打合せをしているはず。

彼の、日本の貴重な文化の伝承媒体である古民家を後世に残したいという情熱は素晴らしいです。

少子化が進む中、まだ30代のそんな彼は日本にとって、とても貴重な存在だと思います。

古民家の活動はほぼボランティア状態でやっている川口さんですが、2人の小さな娘と可愛い妻を養う為に、建築の仕事と両立しながらの活動です。

それ故に、いつも忙しすぎて体調管理が行き届かないようです。

こんな人にこそ、国がもっとお金を使えば、世の中どんどん良くなるだろうになと、思案する臨時マネージャーの私でありました。。。

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